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マウスピース矯正
最終更新日:2026年1月30日

インビザラインはおすすめしない?後悔する人の特徴と失敗を避けるための注意点

インビザライン おすすめしない
この記事のまとめ
「インビザラインはおすすめしない」「やらなきゃよかった」という声を見て、不安になっていませんか?

実は、インビザラインに関する後悔の大多数は、インビザライン自体が悪いというより、向き・不向きや進め方を誤ったケースです。

この記事では、インビザラインが「おすすめしない」と言われる理由や、失敗しやすい人の特徴、後悔を避けるためのポイントをわかりやすく解説します。

インビザラインや、その他のマウスピース矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。
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歯科医師

本多宣陽

福岡歯科大学卒業後、九州大学附属病院で研修医を経て、開業医のもと矯正歯科治療を専門に学び数多くの症例に携わる。KOGA ORTHODONTIC PROGRAM -Advance-研修終了。日本矯正歯科学会会員。

インビザラインが「おすすめしない」は誤解!誤解される理由3選

結論から言うと、インビザラインが「おすすめしない」と言われる理由の多くは、治療そのものの欠点ではありません。

実際には、「誰にでも使えると思われている」「自己管理が必要な点が軽視される」といった点が、結果として不満や後悔につながっているケースがほとんどです。

ここでは、インビザラインが誤解されやすい代表的な理由を3つに分けて、具体的に解説します。

①すべての歯並びの改善ができる治療法ではない

インビザラインをはじめ、マウスピース矯正は便利な矯正方法ですが、どんな歯並びでも対応できるわけではありません

特に、歯が大きく重なっている重度の叢生(そうせい)や、骨格そのものにズレがある歯並びの場合、マウスピースだけで細かくコントロールするのが難しくなります。

本来はワイヤー矯正や外科的なアプローチが向いている症例に対して、無理にインビザラインやマウスピース矯正を選ぶと、歯が想定通りに動かず、途中で治療計画の修正が必要になることがあります。

その結果、見た目は多少整ったものの咬合(噛み合わせ)が不安定になる、上下の歯がうまく当たらないといった問題が起こってしまうのです。

こういった失敗を防ぐために、矯正を始める前には必ずカウンセリングに行って自分の歯の状態を把握しましょう。
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②自己管理が仕上がりに直結する

インビザラインやその他のマウスピース矯正は、装着時間をきちんと守れるかどうかで仕上がりが大きく変わる矯正方法です。

マウスピースは取り外しができるため、食事や歯磨きのしやすさというメリットがありますが、その分、自己管理が前提になります。

装着時間が1日20時間に満たない日が続くと、歯は計画通りに動きません
「少しくらい大丈夫だろう」と思って外している時間が積み重なることで、歯の動きが遅れ、次のマウスピースが合わなくなることもあります。

その結果、治療期間が延びたり、追加の調整が必要になり、「思ったより大変だった」「効果を実感しにくい」と感じる原因に。

装着時間を守れない生活スタイルの人には、インビザラインやマウスピース矯正は不向きです。
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歯科医師
本多宣陽
マウスピース矯正は、装着時間のほかに、口腔ケアを怠らないことも大切なんです。途中で虫歯になってしまうと、治療が止まってしまいます。

③医師の経験が結果に出やすい

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、どのクリニック・どの医師に任せるかによって、結果に差が出やすい治療です。

治療前には、歯の動きを事前に設計するクリンチェック(3Dシミュレーション)を作成しますが、この設計内容がそのまま治療の質に直結します。

歯をどのように、どの程度動かすか、途中でどんな調整を入れるかといった判断は、医師の経験と症例数に大きく左右されるのです。シミュレーション作成の経験が浅い場合、計画が甘く、途中でズレが生じたり、仕上がりが不自然になることも。

シミュレーション作成をしっかり確認しないまま治療を進めてしまうと、「思っていたのと違った」という後悔につながってしまいます。

インビザラインが失敗しやすい人の特徴

インビザラインやその他のマウスピース矯正治療の失敗は、治療中の行動や判断ミスが原因になることが多いです。

特に、装着時間の管理とクリニック選びは、結果を大きく左右します。以下で詳しく見ていきましょう。

インビザラインの装着時間を守れない

インビザラインは、原則として1日20〜22時間の装着が必要です。食事や歯磨き以外の時間は、常にマウスピースをつけている状態が理想とされています。

装着時間が不足すると歯が予定通りに動かず、治療期間が延びたり、仕上がりにズレが生じたりするリスクが高まります。

結果として治療計画の修正が必要になり、期間が延びたり、追加の費用がかかったり、仕上がりにムラが出たりしやすくなります。
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歯科医師
本多宣陽
自己判断でマウスピースを進めてしまう方も失敗しやすいです。装着するマウスピースは、必ずクリニックや歯科医師の判断に従ってください

クリニック選びを急いでカウンセリング不足のまま契約してしまう

インビザラインで後悔しやすい人に多いのが、費用や通いやすさだけでクリニックを決め、十分なカウンセリングを受けないまま契約してしまうケースです。

その結果、治療後に「思っていた仕上がりと違う」と感じ、後悔につながることも少なくありません。

こうした失敗を避けるためには、契約前のカウンセリングで精密検査を行い、自分の歯がどういう風に動くのか、口内環境に問題はないかなどをしっかりと確認することが大事です。
とはいえ、精密検査が3~5万円と高額なクリニックも多く、1院だけで決めてしまう人も少なくありません。しかし、1医院だけで判断すると治療方法や仕上がりの選択肢を知らないまま進めてしまうリスクがあります。
費用を気にせずクリニックを比較検討したい方には、Oh my teethの無料診断がおすすめです。
Oh my teethでは、歯型スキャンやレントゲン撮影を含む精密検査を無料で受けられるため、まずは自分の歯の状態を知る目的でも相談できます。
いきなり契約する必要はなく、後悔しないための判断材料として無料診断を活用してみてください。
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歯科医師
本多宣陽
クリニックを比較したうえで迷った場合は、提案されたき治療方法が「自分の生活に無理なく組み込めるかどうか」を基準に考えてみてください。

最終的には、ドクターとのコミュニケーションのしやすさや安心感、クリニックの雰囲気が決め手になることが多いです。
実際に、多少費用が高くても「安心して任せられること」を重視される方は少なくありません。
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インビザラインができない人の歯並び・口の状態

インビザラインは幅広い症例に対応できる矯正方法ですが、歯並びや口の状態によっては適さないケースもあります

無理にマウスピース矯正を選ぶと、治療が長引いたり、仕上がりや安全性に問題が出ることもあるため、事前の見極めがとても重要です。

ここでは、インビザライン単独での治療が難しくなりやすい代表的なケースを具体的に解説します。

重度の叢生(そうせい)・八重歯

歯の重なりが大きく、並ぶスペースが不足している叢生や八重歯の場合、インビザライン単独では歯の移動に限界が生じるケースがあります。
特に抜歯が必要な症例では、歯の動かし方に精密さが求められるため、ワイヤー矯正のほうが適していると判断されることも少なくありません。

重度の出っ歯・口ゴボ

上顎前突(出っ歯)や口ゴボの程度が強い場合も、インビザラインだけでは理想的な後退量を得られないことがあります。
特に骨格的なズレが原因であるケースでは、マウスピース矯正だけでは対応が困難です。外科矯正やワイヤー矯正との併用が検討されることもあります。

骨格に大きなズレがある

上下の顎の位置に大きなズレがある場合、歯の位置を動かすだけでは根本的な改善ができません。このような症例では、外科矯正での治療がおすすめです。

無理にマウスピース矯正のみで対応しようとすると、見た目は多少整っても、咬合(噛み合わせ)が安定しない状態になりやすく、治療後の違和感につながることがあります。

歯根に問題がある

歯根がもともと短い場合や、過去の矯正治療で負担がかかっている場合は、矯正によって 歯根吸収(※)が進行するリスクがあります。

この状態で無理に歯を動かすと、歯の寿命に影響が出る可能性が高いです。

そのため、レントゲンなどによる事前の精密検査で、歯根の状態をしっかり確認することが重要です。
歯根とは?toggle-arrow
歯根(しこん)とは、 歯ぐきの中に埋まっている歯のこと
普段見えている歯は「歯冠(しかん)」と呼ばれ、その下で顎の骨に支えられているのが歯根です。
歯根は、歯をしっかり固定する土台の役割を持っていて、噛む力を骨に分散させるクッションのような存在でもあります。この歯根が短かったり、弱っていたりすると、歯はグラつきやすくなります。
歯根吸収とは?toggle-arrow
歯根吸収(しこんきゅうしゅう)とは、歯の根っこが溶けて短くなってしまう現象のこと。

レントゲン検査で発見されることが多く、見た目だけでは気づきにくいのが特徴です。
多くの場合、軽度であれば日常生活に影響はありません。ただし、進行すると歯の根が短くなり、将来的に歯がグラつきやすくなる可能性があります。
歯根吸収は、歯に「長期間」「強い力」がかかることで起こりやすくなります
  • 歯列矯正による歯の移動
  • 強い噛みしめ・歯ぎしり
  • 外傷(歯をぶつけた経験)
  • 炎症や過去の歯科治療の影響

重度の歯周病がある

歯周病が進行して歯を支える骨(歯槽骨)が弱っていると、矯正による力でさらに状態を悪化させるおそれがあります。
そのため、歯周病が中等度以上の場合は、まず治療と口腔内の健康管理を優先し、矯正はその後に検討されます。インビザラインに限らず、矯正治療を進めるうえでは歯周組織の安定が不可欠です。
インビザラインで対応できない症例やほかの矯正方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

インビザラインに関するよくある誤解

インビザラインは情報が断片的に広まりやすく、実際の治療内容とはズレたイメージを持たれていることが少なくありません。

特に「抜歯が必要なら無理」「ワイヤーより効果が弱い」「装置が目立つ」といった誤解は、不安から治療を諦めてしまう原因にもなります。
ここでは、インビザラインを検討中の方が誤解しやすいポイントを解説します。不安を取り除き、自分に合った治療を選ぶための参考にしてください。

抜歯が必要=「インビザライン不可」ではない

抜歯が必要になる症例でも、インビザラインで対応できるケースはあります
現在では、抜歯症例に対応した治療計画やアタッチメント設計、歯の動きを補助するゴム(顎間ゴム)などを併用することで、対応可能な範囲が広がっています。
ただし、症例の難易度や歯の動かし方によっては、ワイヤー矯正が推奨されるケースも。
重要なのは、「抜歯=インビザラインNG」と決めつけず、歯科医師による診断を受けることです。
抜歯が必要なインビザラインの症例については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

インビザラインはワイヤー矯正より効果が劣る?

インビザラインは「効果が弱い」「動きにくい」といったイメージを持たれがちですが、実際には、治療計画と装着管理がしっかりしていれば高い精度で歯を動かせる矯正方法です。
軽度〜中等度の症例であれば、ワイヤー矯正と同等の結果が期待できます。
むしろ、装置が目立たない・取り外しが可能・痛みが少ないなど、患者の負担が少ないという点ではワイヤー矯正よりも優れている面もあります。適応症例を見極めることが、治療成功の鍵です。

インビザラインのアタッチメントが目立つ?

アタッチメントは歯の表面に接着する突起状の樹脂で、歯を効率よく動かすために必要な構造です。目立つのでは?と気にする方も多いですが、実際は歯に近い色味で作られており、マウスピース装着時もそれほど目立ちません
人によっては角度や照明で見えることもありますが、日常生活で気づかれるレベルではないことがほとんどです。審美性を重視したい方にとっても、十分選択肢になり得る治療法です。
アタッチメントの役割や目立ちにくくする方法については、こちらの記事 で詳しく解説しています。

迷ったら無料診断で「向いているかどうか」を確認しよう

インビザラインで後悔する人の多くは、治療を始める前に「自分に本当に合っているか」を確認しないまま進んでしまったケースです。

事前に精密検査を受ければ、インビザラインで対応できる範囲、別の治療法が向いている可能性、治療中に注意すべきリスク、治療後に必要となる保定期間まで含めて具体的に説明してもらえます。

Oh my teeth導入クリニックでは、3万円相当(※)の矯正前精密検査が無料で受けられます。
インビザラインも取り扱っているため、まずは「自分にインビザラインが合っているのか知りたい」という方にもおすすめです。
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